陰日向。

何かをじっと考えては、なんとなくぼーっとしている。そんなルーティン。

会社→人間関係→仕事→人間関係→内省!(日々は繰り返す。)

お題「人といるのが好き?1人が好き?」

 

今は断然一人が好きなのですが、昔も「どちらかというと」一人が好きでした。

一人でどこかに行くのは好きだったのですが、それはそれとして気が許せる相手となんだかんだで人と食事をしたり、飲みをするのが楽しいと感じていました。ですが地元を離れて一人で生活をするようになってからは心境が大きく変わりました。いい意味でも悪い意味でも。

 

まずネガティブ面からお話ししますと人間不信になりました。無職になった時期とコロナの時期がちょうど重なったのですが、面接は落とされまくるわ、詐欺まがいな情報商材に引っかかりかけるなど本当に散々でした。まあ、ここはいいんですよ。私も人間として甘ちゃんだったなって感じているので(笑)。今もだけど。

問題は就職した行き先々ですね。派遣で入社しているところがほとんどなんですけど、よくよく感覚を研ぎ澄ませて人の機微とか観察していると「あの人ってこういう性格してるんだな」とか「こういう所、面倒臭そうだな」とか色々察してしまうんですよね。これのプラスアルファで人間関係の構築能力があればいいんですけど、自分の場合、そういうのが皆無だったので色々考えるうちにメンタルから体調崩してしまって…会社辞めてしまってて……なんてのがありました。ものすごく疲れる行為なのに止められないんだよなぁ…。

 

こんな感じで人の態度の一挙一足に振り回されているうちに、一人で過ごす時間ってすごく貴重なんだなって感じるようになりました。あるいは人間付き合いに面倒臭くなったとも言えるのですが…。

 

ただ自分で過ごす時間を意識的に取り入れるうちに、自分がどのような人間なのかを見つめ直す事ができるようになりました。

自身を内省するまで自分という人間はアクティブな人間なんだなと思っていたのですが、少しずつ内省をしてからは自分って思っていた以上にぐうたらで逃げの姿勢がすごく多かったんだなって事に気がつきました。

気がついた当初、外面は平常を装っているのですが内心は荒れに荒れていました。ただ心の中の嵐が過ぎると、自分のことを少しずつ受け入れ始めるんですよね。私の場合、どこでキッカケがあったのかは覚えていません。ただ今言えるのは、こんな人間でもちゃんと仕事できているんだから偉いよなって思える事ですね。本当は働かずにお金がもらえれば最高なんですけど、そんなに上手くいかないよね。ポジティブな理由としてはこんな感じですね。

 

でも学生時代からこういった自己内省じゃなくても自己分析を自分なりに繰り返していたら、実は未来って違っていたりしてと考えている自分がいます。

よく就活で「やれ自己分析」だの「やれ自己PR」などを聞くと嫌気がさす私なのですが、企業のための自己分析ではなく、自分自身のための自己分析もとても大事だったんだなと最近考えている次第です。